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「STUDIOの月額、地味に痛い」と思ったら読むnote — Claude Code × Cloudflareで年¥1,500運用に切り替えた全手順

2026.04.17

STUDIOで作ったサイトを運用している個人事業主・小規模店舗・スタジオ・事務所の方へ。 更新頻度がそこまで高くないなら、サブスクを払い続ける必要はもうありません。 私は実際にこの構成でSTUDIOのプランを解約できました。同じように「月額がじわじわ痛い」と感じている人に向けて、丸ごと手順を公開します。

この内容をそのままClaude Codeに読み込ませるとStudio卒業の知識がインストールされるので、読まないでもOKです。(笑)


この記事で分かること

  • STUDIOの現行プランで、あなたが年間いくら払っているか

  • 代わりに使う「Claude Code × GitHub × Cloudflare」がなぜ実質無料なのか

  • STUDIOから何を吸い出せばClaude Codeで再現できるのか(マニュアル)

  • Google Workspace経由で取ったドメインの切り替え手順

  • 年間コストが**¥60,000 → ¥1,500**になった実例

読了時間:約15分。技術の知識がなくても読めるように書きました。


まず結論:こういう人は今すぐ移行を検討していい

以下に当てはまるなら、本記事の構成でSTUDIOを解約しても困りません。

  • サイトの更新は月1〜数回以下

  • ページ数は10ページ以下

  • 月間アクセスは数百〜数千程度

  • お問い合わせはメール送信 or LINE誘導で足りる

  • 予約システムや複雑なCMSは使っていない、または外部サービス(STORES予約など)に逃がせる

  • 自分で(または頼める人が)ChatGPT/Claudeに日本語で指示できる

「デザインが完成していて、あとは文章と画像を時々差し替えるだけ」のフェーズに入っているサイトは、STUDIOの高機能がもはや過剰です。


STUDIOの料金、年額でいくら払っていますか?

2024年12月のプラン改定後、STUDIOの有料プランは以下の4つです(年払い月額換算)。

プラン月額(年払い)年間コスト主な用途Mini¥590¥7,0802ページ+404、独自ドメインありPersonal¥1,190¥14,280個人サイト標準、150ページ・CMS 5Business¥4,980¥59,760中小企業サイト、CMS 10Business Plus¥9,980¥119,760大規模、CMS 30

(月払いだとさらに2〜3割高くなります)

多くの個人・スタジオの方は Personal か Business を契約しているはずです。つまり年間 ¥14,000〜¥60,000 を永続的に支払っている状態。10年使うと Business で約60万円、Personal でも約14万円です。

一方、これから紹介する構成の年額は、ドメイン代だけの約¥1,500です。


移行先の構成 = Claude Code × GitHub × Cloudflare

難しい話をシンプルにすると、こういう仕組みです。

① Claude Codeに日本語で指示してHTML/CSSを書かせる
     ↓
② GitHubにコードを置く(無料)
     ↓
③ Cloudflareが世界中に配信する(無料枠内)
     ↓
    独自ドメインで公開(年¥1,500前後)

なぜSTUDIOの代わりになるのか

  • Cloudflare:世界300都市以上にエッジ拠点があるCDN。表示速度はむしろ速くなる

  • GitHub:コードの保管庫。バックアップ兼バージョン管理

  • Claude Code:「プロフィールの2段落目を書き換えて」と日本語で言えば直してくれる

つまり更新作業のUIが「STUDIOの編集画面」から「Claudeへのチャット」に変わるだけ。慣れてしまえばSTUDIOより速く直せます。


Cloudflareの料金を正確に知っておく

「無料」とだけ言うと不安になる方が多いので、2026年時点の公式料金を事実として載せておきます。

Workers(今回使うホスティング)

FreePaid月額$0$5〜動的リクエスト10万/日1,000万/月 込み静的ファイル(HTML/CSS/画像)へのリクエスト無料・無制限無料・無制限

**重要ポイント:静的ファイルへのアクセスは、無料プランでも「リクエスト数にカウントされない」**と公式ドキュメントに明記されています。つまり今回のような静的HPなら、アクセスが月100万回来ても¥0です。

Pages(もう一つの選択肢)

Free月額$0帯域(データ転送量)無制限月間ビルド回数500回ファイル数上限20,000個カスタムドメインプロジェクトあたり100個

Workers と Pages の違いは、将来サーバー処理を足す可能性があるならWorkers、純粋な静的サイトで割り切るならPages。個人HPならどちらでも無料枠で十分です。

Registrar(ドメイン登録)

Cloudflareでドメインを取ると、卸値そのままの原価で売ってくれます(マークアップ0円、利益を乗せない方針)。

TLD年額の目安.com約 $10.44(約¥1,600).net約 $12.18.org約 $10.44.dev / .app$10前後.jpやや高め(レジストリ価格が高いため)

他社の「初年度¥1円、2年目から¥3,980」のような値付けがなく、ずっと原価。更新で値上げされません。

付属して無料になるもの

  • SSL証明書(自動発行・自動更新)

  • DNS ホスティング

  • DDoS保護(無料プランでも無制限)

  • グローバルCDN

つまり**「ホスティング ¥0、SSL ¥0、CDN ¥0、DDoS対策 ¥0、ドメインのみ年¥1,600」**。


コスト比較の最終形

項目STUDIO PersonalSTUDIO Business移行後ホスティング¥14,280/年¥59,760/年¥0ドメインプランに含むプランに含む約¥1,600/年SSL込み込み¥0CDN込み込み¥0年間合計¥14,280¥59,760約¥1,60010年合計約14万円約60万円約1.6万円

Businessで10年使うと差額58万円以上。ここに投資回収したほうが絶対に健全です。


移行の全体像

Phase 1. STUDIOから情報を吸い出す(半日〜1日)
Phase 2. 開発環境をセットアップ(初回30分)
Phase 3. Claude Codeで再構築(半日〜1日)
Phase 4. Cloudflareにデプロイ(30分)
Phase 5. ドメインをCloudflareに繋ぐ(10分〜数日)
Phase 6. STUDIOを解約

以下、順番に解説します。


Phase 1 — STUDIOから情報を引き出すマニュアル

ここが一番大事です。 Claude Codeに書かせるにしても、元ネタがないと再現できません。STUDIOはデータのエクスポート機能が限定的なので、**「人間の目と手で吸い出してドキュメント化する」**作業を事前にやりきる必要があります。

以下のリストを上から埋めていき、そのままClaude Codeに貼り付ければ再現できます。

1-1. サイトマップ(URLと役割)

STUDIOの公開済みサイトをブラウザで開き、全ページを踏んでURLを書き出します。

/           → トップ
/profile    → プロフィール
/service    → サービス・料金
/contact    → お問い合わせ
/testimonials → お客様の声
/legal      → 特商法・利用規約・プライバシー
(ブログは外部blogサービスへのリンク)

ナビメニューとフッターの項目順も書き出しておきます(全ページで統一するため)。

1-2. 各ページの本文(全文コピペ)

STUDIOエディタで各ページを開き、テキストを全部コピペしてMarkdownに貼ります。

  • 見出しレベル(H1/H2/H3)も「見出し1」「見出し2」とメモ

  • 改行位置まで含めてコピペ

  • ページごとにファイルを分ける:page_profile.md, page_service.md...

1-3. 画像を原寸でダウンロード

STUDIOは画像を最適化して配信するので、公開ページから落とすと解像度が落ちています。

方法A(推奨):STUDIOエディタから書き出す

  1. エディタで画像を選択 → 「アセット」タブ

  2. オリジナルファイルをダウンロード

方法B:公開ページからブラウザで取得

  1. Chrome DevTools → Network → img フィルタ

  2. ページをスクロールして全画像を読み込ませる

  3. 各画像URLを右クリック → 「Open in new tab」→ 保存

命名ルールを先に決めるのがコツ:

images/
  hero_01.webp 〜 hero_08.webp   (ヒーローカルーセル)
  profile_main.webp               (プロフィール写真)
  service_card_1.webp 〜 4        (サービスカード)
  testimonial_01.webp 〜 12       (お客様の声)
  office_bg.jpg                   (事務所写真)

1-4. 完成サイトの全画面スクリーンショット(忘れがち・最重要)

テキストと画像素材だけを渡すと、Claude Codeはレイアウトの余白・文字サイズ・装飾のバランスまでSTUDIO版を再現できません。ここを埋めるのが「完成サイトをそのまま画像で保存しておく」ことです。

取り方:FireShotでページ全体(フルスクロール)をキャプチャ

  • FireShot(Chrome/Firefox/Edge拡張、無料)を入れる

  • 右上のアイコン → 「ページ全体をキャプチャ」 を選ぶと、スクロール込みの縦長1枚に保存される

  • 代替:Chrome DevToolsの Ctrl+Shift+P → Capture full size screenshot、GoFullPage など

取るべき組み合わせ

ページPC表示スマホ表示トップ○○プロフィール○○サービス○○お問い合わせ○○お客様の声○○法務ページ○—

スマホ表示はDevToolsのレスポンシブモード(iPhone 12 Pro等)にしてからFireShotで撮ればOK。

Claude Codeへの渡し方

撮ったPNGをリポジトリのreference/フォルダに置いて、

reference/top_pc.pngとreference/top_mobile.pngがSTUDIO版のトップページの見た目です。 現在のindex.htmlをこのスクショに合わせてください。 特にヒーローの高さと、サービスカードの余白を寄せてほしい。

のように画像を添付しながら指示すると、Claude Codeが画像を読んでピクセル単位で寄せていってくれます。文字だけで「余白をもう少し詰めて」と言うより10倍速いです。

副次的メリット:STUDIO解約後の「原本」になる

STUDIOを解約すると、当然元サイトは消えます。あとから「元ってどうだったっけ?」と確認したくなっても戻せません。FireShotのフルキャプチャは、解約後の永久保存版の参照資料として残ります。

コツ

  • キャプチャ前にページをスクロールして、遅延読込の画像をすべて読み込ませておく

  • カルーセル(画像スライダー)は各スライドを手動で送って1枚ずつ撮る

  • ホバー時の色変化は、発生させた状態でキャプチャ

  • reference/フォルダはリポジトリにコミットして残す(将来の自分が助かる)

1-5. デザイン情報(色・フォント・余白)

項目確認場所メインフォントSTUDIOで本文を選択→右パネル日本語フォント同上アイコンセットFont Awesome か自前かを確認ベースカラー「デザイン → カラー」から16進数font-weight本文の実測値(300か400かで印象が変わる)ブレークポイント現サイトをブラウザで縮めて確認(例:1140px以下で挙動変化)

1-6. リンク一覧

  • SNS(X, Instagram, LINE公式URL)

  • 外部ブログ

  • 問い合わせ先メールアドレス

  • Googleアナリティクス測定ID(引き継ぐ場合)

1-7. SEO情報

  • 各ページの<title>(STUDIOの「ページ設定 → SEO」)

  • meta description

  • OGP画像

1-8. フォーム設定

  • 項目名(お名前、メール、内容など)

  • 送信先メールアドレス

  • 必須/任意の区別

  • STUDIOのフォーム機能は使えなくなるので → FormSubmit(無料)に置き換えればOK

1-9. 法務ページは一字一句コピペで

特商法・利用規約・プライバシーポリシーは絶対に書き換えないでそのまま持っていきます。Markdown化してClaude CodeにHTML化してもらうのが安全。


Phase 2 — 環境セットアップ(初回30分)

2-1. 必要なアカウント(すべて無料で作れます)

  1. GitHub(github.com)

  2. Cloudflare(cloudflare.com)

  3. Anthropicアカウント+Claude Pro/Maxプラン(Claude Code用)

2-2. ローカルにインストールするもの

# Node.js(LTS版)
# → https://nodejs.org から
node -v   # v20以上を確認

# Git
# → https://git-scm.com から

# GitHub CLI(Windowsなら)
winget install --id GitHub.cli
gh auth login

# Cloudflare Wrangler(Workers CLI)
npm install -g wrangler
wrangler login

# Claude Code 本体
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
claude   # 初回はログインフロー

2-3. GitHubリポジトリを作成

mkdir hp && cd hp
git init
gh repo create <あなたのユーザー名>/hp --private --source=. --remote=origin

Phase 3 — Claude Codeで再構築(半日〜1日)

cd hp
claude

起動したら、Phase 1で集めた情報を一気に渡します。最初のプロンプト例:

以下の仕様で、純粋なHTML+CSSだけのスタジオサイトを作ってほしい。 フレームワークは使わず、画像はimages/配下に置く前提。

【サイトマップ】(1-1をコピペ) 【本文】docs/以下にMarkdownで入れてあります 【カラー・フォント】(1-5) 【リンク】(1-6) 【SEO】(1-7) 【参考】reference/にSTUDIO版のフルスクショ(PC・モバイル)を入れてあります。 この見た目にできるだけ忠実に再現してください。まずはindex.htmlから。順にサブページを作ってください。

あとはClaude Codeが質問を返してきたら答えるだけ。1ページずつコミットして進めてもらいます。

微調整のコツ

  • 「ここの余白がSTUDIO版より広い」といった修正は、該当箇所のスクショを貼って伝える

  • reference/のスクショとnpx wrangler devのローカル表示を並べて見比べる

  • 2〜3日細かい調整をすれば、見分けがつかないレベルになります


Phase 4 — Cloudflareにデプロイ(30分)

今回はCloudflare Workers の Static Assetsを使います(Pagesでも可)。

4-1. wrangler.jsoncを置く

リポジトリ直下に、これだけの設定ファイルを作成:

{
  "$schema": "node_modules/wrangler/config-schema.json",
  "name": "hp",
  "compatibility_date": "2026-04-15",
  "observability": { "enabled": true },
  "assets": { "directory": "." },
  "compatibility_flags": ["nodejs_compat"]
}

ポイント:

  • assets.directory: "."でリポジトリ直下をまるごと静的配信

  • name: "hp"がWorkersのプロジェクト名(hp.<あなたのサブドメイン>.workers.devで配信される)

4-2. .gitignoreを置く

.wrangler
.dev.vars*
!.dev.vars.example
.env*
!.env.example

4-3. ローカルでプレビュー

npx wrangler dev
# → http://localhost:8787 で確認

4-4. 本番デプロイ

npx wrangler deploy

初回だけhp.<サブドメイン>.workers.devが発行されるので、ブラウザで開いて確認します。

4-5. GitHubと自動デプロイを連携する(推奨)

Cloudflareダッシュボードで:

  1. Workers & Pages → hp → Settings → Build → Connect to Git

  2. GitHub連携を承認し、hpリポジトリを選択

  3. Deploy commandにnpx wrangler deployを入れる

  4. masterブランチへのpushで自動デプロイ

以降、Claude Codeがgit pushした瞬間に本番へ反映されます。「チャットで指示→本番反映」が10秒で完結する運用に。


Phase 5 — ドメインをCloudflareに繋ぐ

Google Workspaceでドメインを買った場合、**実態はSquarespace Domains(旧Google Domains、2024年7月にSquarespaceへ事業譲渡)**で管理されています。Cloudflareに繋ぐ方法は2通り。

方法作業量コストオススメ度A. ネームサーバーだけCloudflareに向ける10分Squarespaceの更新料そのまますぐ動かしたい人向けB. ドメイン自体をCloudflareに移管5〜7日Cloudflareの原価に下がる長期運用なら

5-0. 作業前の必須準備:DNSレコードを控える

最重要。 Google Workspaceでメール(例:yuka@example.com)を使っている場合、DNSを切り替えるとGmailが届かなくなる事故が起きえます。

  1. Squarespace Domains(domains.squarespace.comへGoogle Workspace管理者で入れます)にログイン

  2. 対象ドメイン → DNSタブ

  3. 画面全体をFireShotでキャプチャ。特に:

    • MXレコード(Gmail配信用)… smtp.google.com系

    • TXTレコード(SPF, DKIM, DMARC)

    • CNAMEレコード(Google Workspace検証用)

  4. Cloudflare側に同じものを入れ直す、と覚えておく

5-A. ネームサーバーだけCloudflareに向ける(最短ルート)

所要時間:10分(反映まで数十分〜24時間)

  1. Cloudflareにドメインを追加

    • ダッシュボード → Websites → Add a site

    • 対象ドメインを入力

    • Freeプランを選択

    • 既存DNSレコードが自動スキャンされる → MX・TXTが漏れていないか必ず確認(漏れていれば手動追加)

  2. Cloudflareが提示する2つのネームサーバーをメモ

    • 例:aisha.ns.cloudflare.com / tom.ns.cloudflare.com

  3. Squarespace側でネームサーバー変更

    • Squarespace Domains → 対象ドメイン → DNS → Nameservers

    • Custom nameserversを選択

    • Cloudflareの2つのNSを入力 → Save

  4. 反映待ち(通常1〜数時間、最大24時間)

    • Cloudflare側のステータスがActiveになればOK

  5. Workersにカスタムドメインを紐付け

    • Workers & Pages → hp → Settings → Domains & Routes → Add → Custom Domain

    • 対象ドメインとwwwサブドメインを追加

    • SSL証明書が自動発行(数分〜数十分)

  6. 確認

    • ブラウザでhttps://<あなたのドメイン>を開いて新サイト表示

    • Gmailに自分宛テスト送信 → 受信できることを必ず確認

このルートでもCloudflareのFreeプラン全機能(CDN/SSL/DDoS保護)が有効になります。

5-B. ドメインごとCloudflareに移管(長期運用向け)

所要時間:5〜7日

  1. 上記「方法A」を先に完了させておく

  2. Squarespace側でロック解除+移管コード取得

    • Squarespace Domains → 対象ドメイン → Registration

    • Domain LockをOFF

    • ページ下部のRequest transfer codeをクリック

    • 24時間以内にメールで**移管コード(EPPコード)**が届く

  3. Cloudflare側で移管を開始

    • ダッシュボード → Domain Registration → Transfer Domains

    • 対象ドメインと移管コードを入力

    • 1年分の更新料を支払う(原価。.comなら約$10.44)→ この支払いで1年更新が加算されるので実質損はなし

  4. Squarespaceから承認メールが届く → 承認

  5. 5〜7日で完了。以降の更新料はCloudflare原価に

5-C. 新規ドメインを取る場合

これから新規でドメインを取るなら、最初からCloudflare Registrarで取得するのが一番安いです。

  1. domains.cloudflare.comで希望ドメインを検索

  2. 原価で表示される

  3. カートに入れて支払い

  4. 自動的に自分のCloudflareアカウントに追加される

  5. そのままWorkersに紐付け可能

メールをGoogle Workspaceで運用する場合は、CloudflareのDNSタブでMXレコードを手動追加すればOK(Google Workspace管理画面に案内がある5つのMXをコピペ)。

5-D. よくあるトラブル

症状原因対処サイトは見えるがメールが届かないMX/TXTレコードが消えた事前キャプチャからCloudflareのDNSに復元ERR_SSL_PROTOCOL_ERRORSSL証明書の発行前10〜30分待ついつまでもActiveにならないNS変更が反映中最大24時間待つ移管がキャンセルされたDomain Lockが解除されていない再度ロック解除でやり直し


Phase 6 — STUDIO解約

  1. 新サイトで全ページの表示・リンク・フォーム送信を確認

  2. 問題なければSTUDIO側のプランを解約、または無料プランに降格

  3. (任意)STUDIOの管理画面のキャプチャを保存しておく

年間¥14,000〜¥60,000のランニングコストが、ここで消えます。


移行後の運用フロー — Claude Codeに日本語で話しかけるだけ

文章を変えたいとき

cd hp
claude

起動して、

プロフィールページの自己紹介文の2段落目、 「2015年に〜」の部分を「2016年に〜」に直して、 語尾も「〜しました」に統一して

と日本語で指示するだけ。Claude Codeが対象ファイルを特定 → 編集 → コミット → pushまで自動。pushされた瞬間にCloudflareが本番反映。

画像を差し替えたいとき

  1. 新しい画像をimages/に同名で上書き(または新ファイル名で追加)

  2. Claude Codeに「トップのヒーロー3枚目をhero_new.webpに差し替えて」と指示

全ページ一括変更

メールアドレスやナビメニューの変更は、Claude CodeのGrep+Editが圧倒的に速いです。「事務所メールを新アドレスに一括変更」などはワンショットで完了。


よくある不安への回答

Q. コードが書けないけど大丈夫? A. 大丈夫です。書くのはClaude Code。あなたは「この文章を直して」「画像を差し替えて」と日本語で指示するだけ。STUDIOの編集画面を触るのと手間は変わりません。

Q. STUDIOのフォーム機能が使えなくなる A. FormSubmitという完全無料のサービスに差し替え可能。HTMLの<form action="...">を書き換えるだけで、メールに送信内容が届きます。Claude Codeに「FormSubmitでフォーム作って」と言えば全部やってくれます。

Q. STUDIOのCMS(ブログ機能)を使っている A. 記事が数十本以上あるならこの移行は向きません。ブログはnote / はてなブログ / WordPress.com無料プランなどに逃がし、HPからリンクするのが現実的です。

Q. デザインが崩れないか不安 A. 最初は微妙なズレが出ます。でもFireShotのフルスクショをClaude Codeに見せながら指示すれば直ります。2〜3日の調整で、見分けがつかないレベルになります。

Q. Cloudflareの無料枠を超えたら? A. 静的ファイルへのリクエストは無料プランでも無制限。動的機能を使わない限り、超えることはまずありません。

Q. STUDIOがサービス終了したら? A. コードはGitHubに自分のものとして残っているので、STUDIO本体が消えてもサイトは動き続けます。 移行したことで、むしろ事業継続性が上がります。

Q. メールは大丈夫? A. Phase 5-0でMX・TXTレコードを必ず控えて、Cloudflare側のDNSに同じものを入れ直せばGoogle Workspaceのメールはそのまま動きます。切り替え直後に自分宛にテストメールを送って確認しましょう。


最終コスト比較

項目STUDIO PersonalSTUDIO Business移行後(NSのみ変更)移行後(Cloudflare移管)ホスティング¥14,280/年¥59,760/年¥0¥0ドメインプラン込みプラン込みSquarespace価格 ¥2,000〜3,000約¥1,600/年(.com原価)SSL込み込み¥0¥0CDN込み込み¥0¥0年間合計¥14,280¥59,760約¥2,500約¥1,60010年合計約14万円約60万円約2.5万円約1.6万円

Business契約の方がCloudflare移管まで完遂すると、10年で約58万円の節約になります。


まとめ — 払わなくていいサブスクは、止めよう

STUDIOは素晴らしいサービスです。でも**「デザインを作る」フェーズと「サイトを維持する」フェーズでは必要な機能が違います。** 完成したサイトを維持するだけなら、月額¥1,190〜¥4,980は明らかにオーバースペック。

この記事の構成に移行すると、

  • 年間**¥14,000〜¥60,000のランニングコストが¥1,600前後**に

  • 更新はClaude Codeに日本語で話しかけるだけ

  • 表示速度はCloudflareのグローバルエッジでむしろ速くなる

  • コードはGitHubに残るので、STUDIOが万一なくなっても自分のサイトは生き続ける

私は実際にこの構成でSTUDIOを解約しました。同じように「維持費がじわじわ痛い」と感じている方の背中を、この記事が押せれば嬉しいです。


参考リンク(一次情報)


ここまで読んでいただきありがとうございました。実際にやってみて分からないところは、Claude Codeに本記事のURLごと貼って「この手順の◯番目でつまずいた」と聞けば、だいたい解決します。

同じ悩みを持つ誰かの役に立ちますように。

この記事は note にも掲載しています:note で読む

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