【第2回】「会社に合わせる」から「自分に合わせる」へ──移住と働き方の再設計で見つけた、家族との暮らしのかたち
2025.06.03
会社の公式な見解ではなく、代表の清水が個人として書いた記事です。

はじめに:自分で人生のスイッチを入れるということ
「このままじゃ家庭がもたないかもしれない」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
共働きで子どもが2人以上。毎朝保育園まで自転車で送り、ギリギリで会社に飛び込んで、またお迎えの時間にヒヤヒヤしながら帰宅する……そんな生活が日常になっている方、きっと多いと思います。
今回は、私が「働き方」と「住む場所」を見直すことで、家族との時間を取り戻し、今の暮らしを手に入れた過程を、リアルにお話しします。
都会での生活、子どもが増えると“詰む”現実
東京・大田区に戸建てを買った頃、私たちは夫婦ふたりだけの生活。品川や目黒、自由が丘にも近く、便利な場所でとても満足していました。
ところが子どもが増え、家族が4人、5人となってくると……途端に生活が窮屈に。
坪単価200万円超えで庭なんて夢のまた夢
公園に行くにも混雑、週末は人だらけ
スーパーも人が多くて、子どもを連れての買い物がストレス
気づけば、のびのびと子育てができる環境をどこかに求めるようになっていました。
「生活の中心に家族がある」そんな暮らしを取り戻したかった
移住を決意した最大の理由は、「生活の主語を会社から家族に変えたかった」からです。
いま暮らしているのは、自然に囲まれた地方の一戸建て。庭には芝があり、大型犬が走り回り、夏には外でご飯を食べる日もあります。めんどくさいけれど、芝刈りをして、雑草をむしって……そんな何気ない暮らしの中にこそ、幸せが詰まっていることに気づきました。
もちろん、いきなりできたわけではありません。生活を変えるには、働き方を変える必要がありました。
リモート中心の働き方へ──「出社しない」という革命
転機となったのは、コロナ禍でのリモートワークの定着です。正社員として働きながらも、通勤の2時間、無駄な残業の2時間がなくなり、1日4時間分のゆとりが生まれました。
朝は子どもと過ごす
夕方は家族でご飯を食べる
寝かしつけた後にもう一度仕事もできる
“会社にいること”が仕事ではない——そう思えた瞬間、働くことへの向き合い方も大きく変わっていきました。
フリーランスとして「時間の主導権」を取り戻す
そこから副業を始め、少しずつ仕事のポートフォリオを見直し、ついには独立。コンサルティングやIT系の仕事をリモートで請け負う形で、自分の裁量で働く環境が整いました。
現在の1日はこんな感じです。
5:00〜9:00 家族の支度・犬の散歩・朝ごはん・Switchで遊ぶ時間も
9:00〜15:00 集中して仕事(お昼休憩なし)
15:00〜18:00 子どもの迎え・夕食準備・団らん
20:00以降 子どもが寝たら、少しだけ仕事か読書
家族としっかり過ごしながらも、フルで8時間働けています。これが「会社に行かない」ことの、最大の恩恵です。
もしこの生活に通勤があったら?
想像してみてください。
もしこの生活に、片道1時間の通勤が入ったら──
朝の余白は消え、夕方の団らんも奪われてしまうでしょう。
たった2時間の違い。でも、子どもの成長を見守れるかどうか、夫婦で顔を合わせて会話ができるかどうか、その差はあまりにも大きいのです。
「柔軟に働ける力」は、一つの“生きる力”
ここでお伝えしたいことは、「自分の人生に合わせて働き方を選べる力」は、生きる上でとても大事だということです。
移住しても仕事が続けられるスキル
育児中に短時間で成果を出せる仕事術
時間を“価値”に変えられる働き方
これらは、決して一朝一夕で身につくものではありません。でも、日々の選択や行動の積み重ねで、誰でも少しずつ近づけます。
おわりに:仕事も家族も、自分のものにするための再設計
子どもと一緒に過ごす時間は、驚くほど短いです。
朝の10分、夕方の30分。そのわずかな時間を、毎日積み重ねることで、信頼関係や思い出は育まれていきます。
だからこそ、「仕事のために犠牲にする」のではなく、
「どうやったら両立できるのか?」を本気で考えてみてほしいのです。
人生のフェーズによって、働き方も変わって当然です。
20代の頃のように、朝から晩まで働けるフェーズばかりじゃない。
だからこそ、「今」の自分にとってベストな生活を、柔軟に設計していけたら──
それが、自由に生きる第一歩になるのだと思います。
次回(第3回)は、「人生の時間と優先順位をどうデザインしていくか?」について掘り下げていきます。40代以降のキャリア、子どもが育ってきた後の働き方など、これから先をどう見据えていくのか、一緒に考えてみましょう。
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