AIへの指示は、打つより話したほうが濃くなる
2026.10.14

最近、仕事の大半をAIと一緒にやっています。資料の下書き、コードの修正、メールの文面。そうすると、一日でいちばん時間を使っているのが「AIに指示を打ち込むこと」になっていました。
指示が短いと、結果も薄い
AIは、背景や事情を詳しく伝えるほど良いものを返してきます。わかってはいるのに、長く打つのは面倒です。つい短く済ませて、返ってきたものが微妙で、やり直す。この繰り返しに違和感がありました。
原因を考えると、AIの性能ではなく、こちらが伝えている量が少ないことでした。そして量が少ない理由は、単に「打つのが面倒」だからです。
話せば、伝える量が増える
話すのは、打つより3倍ほど速いと言われます。それに、話すときは「ちなみに」「前提として」と、打つなら省く事情も自然に口に出ます。
実際に音声入力で指示を出すようにしてから、私の指示は目に見えて長くなりました。長くなった分、AIの返してくるものが一回で使えることが増えました。
AIで仕事をするなら、音声入力は必須の道具だと思っています。
ただ、Windowsの音声入力は使いにくい
スマホ(Pixel)の音声入力は優秀で、句読点も付いてそのまま使えます。ところがパソコンに戻ると、Windows標準の音声入力(Win+H)は句読点がほとんど付かず、「えー」「あの」もそのまま入ります。直す手間がかかるので、使わなくなっていました。
市販のAI音声入力もあります。よくできていますが、月に千円から二千円ほどかかります。
だから作って、無料で配ることにしました
そこで、Windowsで使える音声入力を作りました。名前は Voxcron(ヴォクスクロン) です。
キーを押して話すと、AIが句読点を付け、言いよどみを消して、カーソルの位置に入れます。口調は変えません。メールにも、チャットにも、AIへの指示にも使えます。
これは無料で配っています。音声入力で仕事をする人が増えてほしいからです。次の回から、できることを一つずつ紹介していきます。
無料でダウンロード
Voxcron は Windows 10 / 11 で使える無料の音声入力ソフトです(ベータ版)。メールアドレスを登録すると、その場でダウンロードできます。
本記事は全6回の連載です。
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